桃は離乳食でいつからあげていい?
BLWで桃をあげたいけど、どうやって準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLW離乳食でいつから桃を食べていいか、切り方等をご紹介します!
桃はいつから離乳食であげていい?
日本の従来の離乳食では加熱をすれば初期からでも食べられるとされています。
BLWではアレルギーに気を付ければ、初期から生であげて大丈夫です!
やわらかく熟した桃は歯が無い赤ちゃんでも食べやすいです!
ウチの娘は桃が旬を迎えた頃が11ヶ月でしたので、離乳食後期頃に桃ビューしました。
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
桃の栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、カリウム、食物繊維です。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 38kcal |
タンパク質 | 0.6g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 10.2g |
カリウム | 180mg |
食物繊維 | 1.3g |
ジューシーな甘さが特徴!
1.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
2.食物繊維
桃はペクチンという水溶性食物繊維を含んでいます。
食物繊維はお通じを良くしてくれるので、赤ちゃんの便秘予防にもいいです!
他にも、血糖値の急激な上昇を抑えたり、血中コレステロール値を下げたりする働きもあります。
赤ちゃんは急に便秘っぽくなることもあるので、食物繊維をしっかり摂りたいですね!
3.果糖
桃に多く含まれる果糖は、砂糖の1.5倍ほど甘さを感じやすい糖質です。
甘いので赤ちゃんも食べやすい味です。
また、疲労回復にも効果があると言われています。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
桃はDのフルーツのグループです。
香りも良く、みずみずしくて食べやすいですね!
夏に食べたいフルーツです!
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
桃は傷みやすいフルーツなので、食べる分だけ切るのがおススメです。
旬の時期においしくいただきましょう!
さっそくカットしてみましょう!
初期~中期頃:くし切り
◆材料(食べやすい量)
桃:好きなだけ(我が家の1回量は1/4~1/8)
◆下準備
産毛を取るように優しく水洗いする。
切り方
①桃の割れ目に包丁を入れ、ぐるっと刃を回し2等分にする。
②半分になった桃を4~8等分にする。
③皮を剥く。
こちらのサイトを参考にしました。
柔らかい桃の剥き方・切り方を丁寧に紹介してくださってます!
後期以降:ダイスカット
材料は【くし切り】と同じです。
◆切り方(食べやすい量)
①桃半分を4~8等分のくし切りにする。
②7㎜~1㎝角にカットする。
掴むのに慣れてきたらダイスカットもオススメです!
細かいものを掴むのは指先の運動になり、手先が器用になりますよ~
モンテッソーリ教育でもおススメの活動です。
ポイント
・もものアレルギー症状は「皮膚症状」が多いと言われています。
食べた後30分~2時間に多く症状が出ます。
口の周りが赤くなったり、じんましんの様な物が出た際は注意が必要です。
必要に応じて医療機関を受診しましょう。
ももの保存方法
桃は常温保存がおススメとのこと。
新聞紙等で包んで風通しのいい涼しいところに置くと追熟するようです。
すでに熟している桃は早めに食べましょう!
冷やし過ぎると美味しさを損ねてしまうので、食べる2~3時間前に野菜室に入れて冷やすと◎
食べごろの旬の品種を送ってくれるふるさと納税もあります!
さぁ、やってみよう!
甘くてみずみずしい桃は、歯の無い赤ちゃんでも食べやすい食材の1つです!
夏の暑い時期にジューシーな桃を食べてリフレッシュしちゃいましょう。
利尿作用、むくみの改善など大人にも嬉しい栄養がたっぷりなので、赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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