BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるじゃがいもスティックのレシピを紹介します!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
じゃがいもの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、ビタミンC、カリウムです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 51kcal |
タンパク質 | 1.8g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 15.9g |
ビタミンC | 28mg |
カリウム | 420mg |
じゃがいもはBLW的にも、従来の離乳食的にも初期から使いやすい野菜です。
ほんのり甘く、他の食材と組み合わせしやすいです!
ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める(風邪や病気の細菌から守る)働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね!
カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
じゃがいもはCの野菜グループですが、でんぷんが多いので【いも及び粉類】とも考えられます。
多くの炭水化物が含まれているので、Aの炭水化物としても取り入れることができます。
ごはんやパンが苦手な赤ちゃんは
じゃがいもやかぼちゃから炭水化物を摂取しちゃいましょう!
品種によってでんぷん含有量が違い、食感にも差が出ます。
ホクホク食感が好きなので、私は男爵イモがおすすめです!
メークインは煮崩れしにくいので、掴み食べの練習に最適です!
調理法
BLWの初期から使える蒸しじゃがいもはとっても簡単で、冷蔵庫にストックしておくと便利!
そのままはもちろん、少しのアレンジでお料理のバリエーションが増えます!
さっそく作ってみましょう!
蒸す
◆材料(作りやすい量)
じゃがいも:1個(お好きな量で大丈夫です)
◆下準備
①じゃがいもはよく洗い皮をむく。
②縦長になるようにくし切りにする。
③ボールにたっぷりの水と切ったじゃがいもを入れ、水が濁ったら水を入れ替えます。
目安は10分です。
急いでいるときは2~3分でもOK!
◆調理法
蒸し器で6〜8分蒸す。
粗熱がとれたら清潔な保存容器に移し冷蔵庫保管。
私はガラスの保存容器を使用しています
茹でる
材料、下準備は【1.蒸す】と同じです。
◆調理法
①鍋にたっぷりの水と下準備したじゃがいもを入れ中火で加熱する。
②沸騰したら弱火にし6〜8分茹でる。
※加熱時間は目安です。硬すぎないか楊枝や竹串を使ってチェックしてください。
電子レンジ
材料、下準備は【1.蒸す】と同じです。
◆調理法
耐熱容器に入れ水を大さじ1~2くらいふりかけ、ふわっとラップして500〜600wで3~5分程度。
※電子レンジにより加熱時間は異なります。様子を見ながら調整してください。
ポイント
・硬くても食べられないし、柔らかすぎると手で持ちにくいです。
柔らかさの目安は、大人の指で軽く潰せるくらいが目安です。
・柔らかくなり過ぎた場合は、オーブンやトースターで軽く焼き水分を飛ばします。
周りが少しパリッとすると、掴みやすくなります。
・品種や水分量、カットしたサイズによって加熱時間は変わります。
・清潔な保存容器に入れて、2~3日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
アレンジ
蒸し(茹で)じゃがいもを仕込んでおけば色々な料理にアレンジできます!
・スープやみそ汁
・コロッケ風パン粉焼き
・サラダ
・グリル
・煮物
・おやき
※それぞれのレシピは随時公開予定です!
さぁ、やってみよう!
優しい甘みを感じられるじゃがいも。
まとめて蒸して(茹でて)ストックしておくと、すぐにアレンジメニューが作れて便利!
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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