BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるほうれん草のレシピを紹介します!
ほうれん草の様な葉物野菜は手づかみ食べが難しいですが
一度はチャレンジしたいですよね!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
でも、ほうれん草等の葉物野菜は手づかみ食べするのは結構難しいです。
初期の頃はうまく掴めなかったり、うまく食べられないことも・・・
それでも、チューチュー吸ったり、葉の部分の食感を味わうことは出来ます。
手づかみ食べに慣れてくれば柔らかい葉を上手につかむことも出来ますし、歯が生えてくれば茎も食べられるようになりますので、焦らず色々な食材の味や食感、感触を経験できる機会を与えてあげましょう!
栄養素
ほうれん草の栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、カリウム、鉄、ビタミンAです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 18kcal |
タンパク質 | 2.2g |
脂質 | 0.4g |
炭水化物 | 3.1g |
カリウム | 690mg |
鉄 | 2.0mg |
ビタミンC | 35mg |
ほうれん草と言えば鉄分ですよね。
赤ちゃんの成長にとても大切な栄養素なので、積極的に摂りたいです。
鮮やかな緑色で葉が柔らかいのが特徴です!
1.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
2.鉄
貧血予防や疲労回復に欠かせない鉄も含まれています。
離乳食が始まる生後6ヶ月以降は、生まれたときに蓄えていた体内の鉄分が減ってくる頃なので、積極的に食事から鉄を摂取して貧血を予防しましょう!
3.ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める(風邪や病気の細菌から守る)働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね!
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
ほうれん草はCの野菜グループで、その中でも色や栄養が濃い【緑黄色野菜】です。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
BLWの初期から使えるほうれん草は茹でるだけで簡単に提供できますが、他の食材に比べて少し掴みにくい、食べにくいかもしれません。
娘は結構苦戦して、そのまま手づかみで食べられたのは1~2回です・・・
調理方法は簡単なので、まずはチャレンジしてみましょう!
1.茹でる
◆材料(作りやすい量)
ほうれん草:1束(少なくても多くても問題ありません)
◆下準備
①水で良く洗う。
②根っこの部分を切り落とす。
③根本に十文字の切り込みを入れる。
土や泥が付いているので、よく洗いましょう。
ボールに水を入れ、その中につけておくと土が落ちやすくなります。
◆調理法
①鍋にたっぷりのお湯を沸かす。
②塩を一つまみ入れる。
③葉の部分を持ち、茎の部分のみ鍋の中に入れ1分~1分30秒ほど茹でる。
④箸やトングで葉の部分もお湯に入れ、更に1分30秒~2分ほど茹でる。
⑤冷水にとり、2~3分水にさらす。
⑥水を良く絞り、好みの大きさに切り分け、清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保管する。
大人が食べる時よりも長めに茹でます。
茹でた後はしっかり水にさらし、アクを取ります。
2.電子レンジ
材料や下準備は【1.茹でる】と同じです。
◆調理法
①よく洗ったほうれん草をラップでふわっと包む。
②耐熱皿に乗せ、500Wで2分加熱する。
③裏返して更に1分加熱する。
④ラップを外し、水に5~6分さらす。
⑤水気をしぼり、好みの大きさにカットして清潔な保存容器に入れる。
3.冷凍ほうれん草を使う
ほうれん草を茹でたり電子レンジで加熱するのはそんなに難しくないですが、ほうれん草の下処理が地味に大変だと思います。
ほうれん草の根元に土が沢山ついているので、それをよ~く洗うのが、私には結構大変な作業に感じました。
パパっと料理をしたいのに、ずっと洗ってるよ~汗。って気分になりました。
そんな私は、CO-OPの『特別栽培 宮崎のカットほうれん草』を愛用しています。
面倒な洗浄はもちろん、あく抜き済みなので、すぐに使用することができてとっても便利です!
軽く湯通しし、あく抜き済みです。
※パッケージ裏から引用
パッケージは便利なジップ付きなので、使いたい分だけサッと出してすぐに冷凍庫にしまうことが出来ます。
こんな感じでバラバラになって入っているので、葉の部分だけ使いたいな~とかも出来ちゃいます!
サッと茹で冷ますだけで、すぐに提供出来ます。
ポイント
・土などの汚れはしっかりと洗い流します。
・野菜の水分量や季節によって加熱時間は変わります。
・あく抜きはしっかりしましょう。
シュウ酸という成分は摂取しすぎると結石になると言われています。
あくは食べたときにえぐみを感じるので、赤ちゃんが美味しく健康に食べるためにも、しっかりあく抜きすることが大切です。
・清潔な保存容器に入れて、1~2日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です!
アレンジ
手づかみ食べが難しいほうれん草は、蒸しパンやパンケーキ、おやきにすると食べやすいです。
ほうれん草の味が苦手そうなときは、他の食材と混ぜて苦味を和らげてあげると食べやすいです!
例えば、このバナナオートミールパンケーキを作るときに刻んだほうれん草を一緒に混ぜて焼くだけ!
その他のアレンジとして・・・
・野菜スープやみそ汁
・スパニッシュオムレツの具材として
・コーンやベーコンと炒めて
さぁ、やってみよう!
ほうれん草は茹でると柔らかく掴みにくい為、BLWを始めたばかりの赤ちゃんには難易度が高い食材だと思います。
でも、色々な食べ物があるという事を経験する意味でも、是非チャレンジしたい食材です。
赤ちゃんの成長に大事な鉄分が多く含まれる栄養たっぷりの野菜です。
もちろん大人にも必要な栄養素なので、色々と工夫して赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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