BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるトマトの切り方を紹介します!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
トマトの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、ビタミンC、カリウム、β-カロテンです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 20kcal |
タンパク質 | 0.9g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 4.7g |
ビタミンC | 15mg |
カリウム | 210mg |
β-カロテン | 540μg |
トマトは夏野菜のイメージですが、実は春から初夏、秋から初冬が味の旬です!
スッキリした甘み、酸味が特徴ですね。
1.ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める(風邪や病気の細菌から守る)働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね!
2.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
3.β-カロテン
β-カロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素です。
体内のビタミンAが少ない時には変換されますが、多い時にはそのまま排出されるので摂りすぎても過剰症の心配はありません。
β-カロテンは油脂に溶けやすい「脂溶性ビタミン」なので、マヨネーズやドレッシングと一緒に食べると吸収率があがります。
素材の味に慣れたら、少量のオリーブオイルをかけてカプレーゼ風に!
β-カロテンの仲間であるリコピンは抗酸化作用があるので、大人も積極的に食べたいですね!
リコピンを効果的に摂取するなら、煮込み料理がおススメです。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
トマトはCの野菜のグループで、その中でも色や栄養が濃い【緑黄色野菜】です。
鮮やかな赤が見た目にも美味しいですね。
みずみずしいので食べやすいです。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
BLWの初期から使えるトマトは切るだけですぐに食べられるので、調理は不要です。
さっと洗えばすぐに提供できるので、忙しい日に便利です♪
さっそくカットしてみましょう!
初期~中期頃:くし切り
◆材料(食べやすい量)
トマト:1/8個(お好きな量で大丈夫です)
◆下準備
トマトは水でよく洗い、ヘタの部分を切り落とす。
◆切り方
①8~12等分のくし切りにする。
②皮をむく。
③種(ゼリー状の部分)を取り除く。
我が家では、初期の頃は種の部分を取り除いていました。
ゼリー部分が滑って持ちにくいのと、口に入れたときに塊で喉に入ってしまうと危険かな?と思いました。
食べ慣れたら種付きでも大丈夫です!
後期以降:ダイスカット
材料、下準備は【くし切り】と同じです。
◆切り方(食べやすい量)
①8等分のくし切りにする。
②皮をむく。
③5~7mmくらいの角切りにする。
掴むのに慣れてきたらダイスカットもオススメです!
細かいものを掴むのは指先の運動になり、手先が器用になりますよ~
モンテッソーリ教育でもおススメの活動
ポイント
・誤飲の恐れがあるので、皮は月齢が上がるまでは取り除くことをおススメします。
我が家は1歳5ヶ月頃まで皮を剥いていました。
・まとめてカットしておくことも可能ですが、その際は早めに食べきるようにしましょう。
我が家では1/4個分をまとめてカットして、その半分はすぐに提供し、のこり半分をガラス保存容器に入れて翌日までに食べるようにしています。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です!
・ミニトマトは皮が剥きにくく、粒が小さいと誤嚥の可能性があるので、我が家ではあげていません。
あげる場合は十分注意してください。
さぁ、やってみよう!
みずみずしく、口に含むと優しい酸味が感じられるトマト。
カットするだけですぐに食べられるので朝食でも大活躍!
彩がいいので、地味飯っぽい時に重宝します。
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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