BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使える蒸しナスのレシピを紹介します!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ナスは柔らかく蒸せば歯が無い赤ちゃんでも簡単に歯茎で噛むことができます。
離乳食の初期から食べやすい野菜です。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
ナスの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、カリウム、ナスニン(ポリフェノール)です。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 18kcal |
タンパク質 | 1.1g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 5.1g |
カリウム | 220mg |
ナスは夏野菜のイメージですが、夏から秋が旬です!
でもハウス栽培のおかげで一年中スーパーで見かけますね。
鮮やかな紫色が美しい野菜です。
1.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
2.ナスニン
ナスの紫色の皮には、ナスニンというポリフェノールの1種が含まれています。
ポリフェノールには酸化作用があり、動脈硬化の予防や、目や肝臓の働きを活性化する効果もあるとされています。
歯でしっかり噛めるようになったら皮ごと調理するのがおすすめです!
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
ナスはCの野菜のグループで、【淡色野菜】です。
皮の色が濃いので緑黄色野菜と間違われやすいですが淡色野菜です。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
BLWの初期から使えるナスは蒸すととっても柔らかく仕上がり、食べやすくなります。
ほんのり甘く、みずみずしいので、そのまま食べても十分美味しいです。
蒸し時間が短いので、忙しい時にもサッと作れます。
さっそく作ってみましょう!
初期~中期頃:スティック状
◆材料(作りやすい目安)
ナス:1本(お好きな量で大丈夫です)
◆下準備
まずは皮を剥きます。
皮にはポリフェノールの一種【ナスニン】が含まれるので、本当は食べて欲しいのですが、まだ歯が無い赤ちゃんには難しいので、初期の頃は皮を全て剥きます。
◆切り方
①半分に切る。
②人差し指位の長さ、太さのスティック状に切る。
③水を張ったボウルに5~10分入れてアクを抜く。
◆調理法(蒸す)
蒸し器にスティック状にカットしたナスを入れ、7~8分蒸す。
簡単すぎてレシピと言えない・・・笑
◆保存方法
粗熱がとれたら清潔な保存容器に移し冷蔵庫保管。
我が家ではイワキのガラス保存容器を愛用中。
後期以降:輪切り
材料、下準備、調理法は【スティック状】と同じです。
◆切り方
①皮をむいたナスを5~7mmくらいの輪切りにする。
②水を張ったボウルに5~10分入れてアクを抜く。
歯が生えてきてしっかりと噛めるようになったら、皮は少し残して剥いても良いです。
縞模様に剥くと食べやすいです。
ポイント
・誤飲の恐れがあるので、皮は月齢が上がるまでは取り除くことをおススメします。
・水分が多く季節によっては傷みやすいので、早めに食べきるようにしましょう。
1~2日で食べきってください!
残ったら大人が食べちゃいましょう。
・ポン酢をかけてさっぱりと
・かつお節と醤油でお浸し風に
・めんつゆをかけて煮浸し風に
・水溶性の栄養が溶け出てしまうので、アク抜きの時間は最長で10分です。
忙しい時は2~3分で済ませてます。
アレンジレシピ
蒸しナスをストックしておくと、色々な料理にアレンジできます。
・マヨネーズとすりごまを混ぜて胡麻和えに
・薄めためんつゆをかけて煮浸し風に
・だしを片栗でとろみをつけてあんかけ風に
さぁ、やってみよう!
みずみずしく、口に含むとほんのり甘い蒸しナス。
そのままでも美味しいですが、少しアレンジすると色々な食べ方ができます。
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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