小さな赤ちゃんや子どもと一緒のおでかけは、楽しい反面、不安や心配事もありますよね。
特に食事は結構気を遣うポイント。
BLW離乳食で育った赤ちゃんや子どもは外食の時に何を食べたらいいの?
外食の時にベビーフードを使っていい?
どんなメニューを選べばいい?
この記事ではBLW離乳食で外食をする時のポイントや、メニュー選びのコツを紹介します!
気負わずに大人が楽しく食事をすれば、赤ちゃんや子どももその雰囲気で楽しめます!
リラックスしておでかけや外食を楽しみましょう♪
BLW離乳食は外食に向いている!
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べるので、外食の時にメニューを探しやすいです。
大人の料理を取り分けできるので、めっちゃラクです!
ペースト状やピューレ状に潰したりしなくていいので、さっと取り分けて食べやすい大きさにカットするだけ!
いくつかのポイントさえ守れば、殆ど大人と同じものを食べることが出来ます。
外食はもちろん、実家やお友達の家に招かれた時も安心です。
BLWって何?という方はコチラをご覧ください↓
メニュー選びのポイント
外食で赤ちゃんや子どもと一緒に食事を楽しむための、メニュー選びのポイントをご紹介します。
1.塩分に気を付ける
外食では味付けがしっかりしていて、赤ちゃんや子どもには塩分が強すぎることが多いです。
取り分ける際に大人が味見をして、味が濃い場合は薄めたり他の物と混ぜるなどしましょう。
2.硬さに気を付ける
蒸し野菜や煮物など、煮崩れを防ぐために硬めに仕上げてあることが多いです。
注文時に柔らかめに加熱してもらえないか相談してみたり、食べてみて硬い場合は電子レンジで少し加熱してもらう等リクエストしてみましょう。
お店が空いている時間帯だと、対応していただけることも多いです。
店員さんにお願いするときは、子どもが食べるので~と理由を添えて、丁寧に伝えましょう。
3.皮や種に気を付ける
大人は難なく食べられる野菜の皮や種等も、赤ちゃんにとっては食べにくく危険な場合も。
赤ちゃんに取り分ける分はしっかりと取り除き、食べやすい部分だけ与えましょう。
4.食べられないものはしっかりと取り除く
はちみつ:1歳未満の赤ちゃんには絶対NG
刺身等の生もの:3歳近くなるまではNG
ナッツや硬い豆:誤嚥や窒息の恐れがある
初めて食べる物:初めての食材を外食で試すのはリスクが高いです。食べ慣れた食材を選びましょう。
カテゴリー別のポイント
外食でもバランスの良い食事は意識したいところ。
カテゴリー毎のポイントをご紹介します。
サラダ
ブロッコリーやトマト等、BLW離乳食で食べ慣れている食材がトッピングとして乗っていることが多いサラダ。
注文してから提供までのスピードも速く、お腹が空いた赤ちゃんや子どもにいち早く食べ物を提供することができます。
・ミニトマトは1/2くらいにカットしてからあげる
・ゆで卵やチキンが乗っているとタンパク質が摂れて栄養UP!
スープ
洋食だとコーンスープやかぼちゃのポタージュ、具沢山のミネストローネスープ等、和食だと味噌汁やすまし汁、豚汁等があります。
大人向けの味付けの場合、赤ちゃんや子どもには塩分が強すぎることがある為、可能であればお湯又は水、牛乳で薄めましょう。
・洋食の場合はパンをディップして食べても◎
・味噌汁のワカメ、豚汁のこんにゃく等噛み切れないものは取り除く
ご飯やパン
パンは掴みやすく食べやすい大きさにカットしてあげましょう。
ご飯は少量のお湯やスープをかけて少しふやかすと軟飯っぽくなります。
手づかみ食べに慣れている場合は、箸やスプーンで一口サイズにしてあげても◎
・クルミやナッツ類が練りこんであるパンの場合、可能な限り取り除きます
煮物
例えば肉じゃがは、ジャガイモ、にんじん、玉ねぎ等が柔らかく煮てある為、BLWにピッタリのお料理です。
筑前煮も数種類のお野菜が入っているので、食べたことのある物は外食先でも安心して食べられます。
シチューはスープっぽいですが、ゴロゴロっとした野菜や鶏肉が煮込まれているので、洋風な煮物?として捉えてもいいかも。
シチューのソースの部分がベタベタして嫌な時は、スプーンやナイフなどでこそぎ落としてあげると食べやすいかと思います。
・こんにゃく、白滝等噛み切りにくい物は取り除きます
おかず
外食でよくあるおかずです!
・焼き魚:骨に気を付ける。塩焼きの場合は塩がかかっている皮を取り除く。
・ハンバーグやミートボール:味が濃い場合は表面のソースをこそぎ落とす。
・玉子焼き:大根おろしやしょうゆなどはかけずに、そのままの状態であげる。(出汁や砂糖で味は十分ついている)
・唐揚げ:時間が経っても中心部分は熱いので、半分にカットして冷ましやすくする。
・コロッケ:衣がカリカリ過ぎると口の中を怪我する可能性があるので注意する。やけどに注意。
主食
・パスタ:唐辛子や黒コショウに注意。汚れてもいいならパスタは手づかみでもチャレンジしやすい主食です。
・ドリア:やけどに注意。味が濃い場合はパンをディップしたり、白米を混ぜても良い。
・うどん:赤ちゃんや子どもが大好きなうどん!やけどに注意する。かまぼこや大きめのワカメ等は嚙み切れないので取り除く。
栄養の分類
私はメニューを選ぶときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
なるべくバランスの良い食事になるといいですが、外食の時は理想通りにならないこともあります。
そんな時は前後の食事で不足した分を補えるといいですね。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
おでかけや外食時の持ち物
赤ちゃんや子どもとのおでかけは荷物が多くなりがち。
私は必要最低限の荷物になるように心がけています。
エプロン
エプロンとスタイは必ず1組は持っていきます。
月齢が低い時は、家でも愛用していた長袖のエプロンを外食時も使用していました。
コンパクトに畳めるので荷物が少なくて済みます!
月齢が進んできたらシリコンタイプのエプロンに切り替えました。
食べ物をキャッチしやすく、汚れてもサッと水洗いしたりおしぼりで拭いたりするだけできれいになるので、お出かけしている間ずっと使えます。
こちらもコンパクトに畳めます!
カトラリー
お店ではもちろんスプーンやフォークを貸し出してくれますが、握る部分が違ったり、スプーンやフォークのカーブが違って上手く口に運べないこともあります。
また、ごく稀だと思いますが、混雑時は子供用のカトラリーが出払っていて借りられないことも。
ですので、使い慣れたカトラリーがあるとスムーズに食べ始めることが出来て安心です。
娘はエジソンママのフォークを愛用中。
スプーンは家族も使っているデザートスプーンが使いやすいみたいです。
コップはプラスチック製の小さい物を常に1つ持ち歩いています。
子ども用のコップは赤ちゃんには大きすぎますし、コップにストローが刺さっているとそれで遊んだりしてしまうので、この小さいコップに移してあげています。
万が一こぼした時も、この量なら被害が最小限で済むので、外食時にハラハラしたり、イライラして子供を叱らずにすみます!
おしりふきや除菌シート
おしりふきはちょっとしたおでかけの時にも持ち歩くマストアイテムだと思いますが、外食時もかなり使えます。
テーブルや椅子をさっと拭いたり、洋服などにこぼしてしまった時も乾いたティッシュよりウェットティッシュっぽい方が汚れが落ちやすいです。
手や口を拭きたいので、おしり拭きや除菌シートの成分を確認しておきましょう。
おしりふきについての超!個人的な好みですが、厚手の物を大事に使うより、薄手のタイプを何枚も使う方が好きです(聞いてないですよね・・・笑)
ベビーフードについて
BLW離乳食をやっているとなかなか市販のベビーフードを食べるタイミングが無いですが、我が家は6ヶ月~1歳になる手前くらいまでは、外食時にベビーフードを持ち歩いていました。
ベビーフードがあれば、ご飯だけあればなんとかなる!という事も多く、大人の食事から白米や麺を取り分けてベビーフードを乗せて食べさせてあげる。というシーンも数回ありました。
BLW離乳食をやっていると、赤ちゃんが全て自分で選んで自分で食べないといけない。って思ってしまうかもしれません。
これは私の個人的な考えですが、BLW離乳食をやっていても大人がスプーン等で食べさせてあげてもいいと思います。
特に外食時はいつもと環境が違うので、食事に対して積極的になれない赤ちゃんもいるかもしれません。
そんな時は、大人が少し手伝ってあげて手に持たせたり口に運んだりしてみましょう。
それで食べたらOK!今日の赤ちゃんの気分は手伝ってほしいんだ、食べさせてほしいんだと思うことにしています。
もし赤ちゃんがそれを拒否するなら、無理に食べさせるのはやめて、次のタイミングにチャレンジしましょう。
月齢が低い場合、母乳やミルクからしっかり栄養を摂っていると思います。離乳食は食べる練習なので、1食くらい食べなくても、そんなに心配していませんでした。
月齢が上がってくると、お腹が空いたらアピールしてくれます。
そのタイミングでおにぎりやパン、ふかし芋やバナナ等を与えていました。
大事なのは、食事が楽しくて、美味しく食べると体にもいいという事を赤ちゃんと一緒に学ぶことだと思います。
最近のベビーフードは鉄分やビタミン、カルシウム等が強化されている物もあったり、原材料や製造方法もこだわっている物も多いです。
市販のベビーフードは常温保存できるので、災害対策のストックや持ち出し袋に入れておくと安心です。
月齢が過ぎてしまっても、全く問題ありません。
ソースとして使用したり、スープに入れて具材と風味をアップさせたりと、アレンジは可能です。
忙しい時や自分が体調を崩した時など、家族に食事の用意をお願いする場合にベビーフードがあると便利ですよね~
さぁ、でかけてみよう!
BLW離乳食で育っている赤ちゃんは外食の時も食べられるものが多く、気軽な気持ちでおでかけできます。
・硬さに気を付ける
・赤ちゃんが食べられないものを取り除く
これらのポイントに注意して、赤ちゃんや子どもと一緒に外食を楽しみましょう!
赤ちゃんや子どもと一緒に外で食事することは、ママやパパの息抜きにもなりますし、食事のマナーやルールを教える良いチャンスでもあります。
色々な経験をして、毎日の食事をもっと楽しみましょう♪
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