BLWは赤ちゃん主導の離乳食で、何を食べるか?どうやって食べるか?等、赤ちゃんが主体となって進めるスタイルです。
と言われても…
食べる量も赤ちゃんに任せていいの?
好きな物だけ食べてもいいの?と疑問に感じることもありますよね。
この記事では、食べる量を赤ちゃんが決めていいのか?食事量の目安についてご紹介します!
ムギママの無料LINE相談でも良くいただく質問です!
ご参考になれば嬉しいな~
手づかみ食べ
本題に入る前に、まずはBLW離乳食のおさらい…
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
目の前にある食べ物をどんな順番で食べるのか、それも赤ちゃんが自分で決めていきます。
食べる量について
従来の離乳食では、初期の頃は小さじ1から、1回で○グラム食べさせる。等、細かく決まっていることが多いです。
一方、BLWは赤ちゃん主導の離乳食なので、赤ちゃんが自分の意志で食べる物を選び、自分で食べます。
結論、食べる量も赤ちゃんが決めていい!
とはいえ、全然食べなかったり、逆に食べ過ぎなんじゃないか?と不安になることもあるかと思いますので、気を付けるべきポイントを3つご紹介します!
ポイント1:赤ちゃんの食べる様子を見る
赤ちゃんや子どもの様子をチェックすることは、子育てにおいてとても重要な事ですが、これは食事量を確認するののも役立ち、多くのヒントを得ることが出来ます。
BLWでは、1回の食事に2~4種類の食材を出すことが推奨されています。
赤ちゃんが複数の選択肢から自分で選び取ることが出来る様、そして栄養面も考慮できるからです。
BLW離乳食でご飯を食べるときは、必ず大人が側で見守ってあげます。
それは、常に安全な状態で食事することが出来るように、何かいつもと違う様子の際にすぐに対処できるようにする為です。
BLW離乳食の準備はとても簡単!
茹でたり蒸すだけでサッと準備して、赤ちゃんと一緒に食事の時間を楽しみましょう!
ポイント2:赤ちゃんの身体的成長を見る
身長や体重は順調に大きくなっているか?
遊びの時間に積極的に体を動かして活発に遊んでいるか?
おしっこやうんちの回数が極端に減っていないか?
笑ったり言葉を発したり、機嫌よく過ごしているか?
食べる量が少なかったとしても、これらのチェックポイントが問題ないようでしたら
その時の赤ちゃんにとっては、その量が適量と考えて良いかと思います。
チェックポイントで気になる箇所がある場合は小児科や保健センター等で相談してみましょう。
ポイント3:食事量は日々変化することを知る
沢山体を動かしたときはいつもより早くお腹が空いたり、疲れている時は食欲がなくなったり…
大人もその日の体調や気分で、何をどのくらい食べたいか変わりますよね。
もちろん赤ちゃんや子どもも同じです。
赤ちゃんは大人よりも刺激を受けやすいので、いつもと違った行動をするだけでも食事量に変化が出ることがあります。
・初めての場所に出かけた
・初めての人に会った
・いつもの食事の時間より早い(遅い)
・体調が優れない
・疲れている
・興奮している
普段の食事量から急激に増減があった場合は、その日どんな風に過ごしたかを振り返って、いつもと違ったことが無いか?を思い出してみましょう。
ママパパの心構え
従来の離乳食からBLW離乳食に切り替える場合、大人側も気持ちの切り替えが必要です!
食べる量を気にしない
今までの離乳食では、大人が決めた分だけ必ず食べていたかもしれませんが、
BLWは赤ちゃん主導の離乳食なので、【食べる量も赤ちゃんが決める】と考えます。
また、慣れないうちは上手く手で掴めない、口に運べない、上手く噛めない等の理由で
思ったように食事ができないシーンもあるかと思います。
つい手を出したくなりますが、グッと堪えましょう。
赤ちゃんはすぐにコツをつかむので、あっという間に食べられるようになるから安心してください。
汚れることを気にしない
手づかみ食べに慣れるまでは、食べ物を落とすのは当たり前。
また、食べ物が顔、手、服、テーブル、いす、床等に沢山付きます!
でも、これも我慢しましょう!
食べ物の扱い方を勉強中なんだな~と、広い心で見守ります。
汚されて困るものは片づける。養生シートでカバーする。汚されてもいい状態にする。
対策をすれば、たとえ汚されてもサッと片づけることが出来ます!
エプロンはバンキンスがおススメ!
長袖だからカバーできる範囲も多いし、柄が可愛くてテンションあがります♪
これは苦手だから…と決めつけない
赤ちゃんが口から食べ物を出す。
お皿やテーブルから食べ物を落とす。
一見、嫌いだから(食べたくないから)やっていると思いますが
もしかしたら嫌いだからではなく、別の理由があるかもしれません!
口から出すときは…
・かじり取った一口のサイズが大きかった
・思っていた味や食感と違ってびっくりした
・ただ口から出したかった
食べ物を落とすときは…
・上手く掴めなかった
・落としたらどうなるか気になった
・ただ手を開きたかった
等の理由かもしれません!
大人からすると、物を掴んでいる状態で手を開けば、掴んでいた物は下に落ちます。
でも、赤ちゃんはその原理をまだ知りません。
自分の体で実験して、体験して、やっとそのことに気が付くのです。
ですので、出した食べ物を口から出した。テーブルから落としたからと言って
それを嫌いなんだ。と決めつけないでくださいね!
何度もテーブルに出してあげることで、だんだん慣れてきます。
本当に苦手だったとしても、
何度もチャレンジすることで食べられるようになることもあります!
さぁ、やってみよう!
離乳食が始まるとついつい気にしてしまう食事量ですが、あまり気にし過ぎないように心がけましょう!
人間はロボットではないので、毎日・毎食、同じ量を食べることはありません!
BLW離乳食で大切なのはどのくらい食べたかではなく、どんな食材が好きか?どんな食感が好きか?等、赤ちゃんがどんな様子で食事をしているかを重要視します。
体調に影響が出る場合を除いて、食事量もある程度赤ちゃんに任せて良いと考えます。
従来の離乳食は水で薄めたペースト状なので、沢山食べても栄養は少ない場合があります。
BLWでは栄養が濃い状態で食べられるので、大人が少量だなと思っても、実は栄養はしっかりと摂れているケースもあります。
赤ちゃんと一緒にゆっくり食事をして、赤ちゃんの様子、赤ちゃんの好みを見てあげてくださいね♪
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