私が離乳食を始めて1番初めに悩んだのは、卵の進め方でした。
いつからあげればいい?
どのくらいの量を食べさせればいい?
アレルギーの心配はどうしたらいい?
先輩ママ達に聞いても、もう昔のことすぎて忘れてしまったようで解決できず・・・
そんな中、補完食の本に出会い、具体的な進め方が書いてあるのを見て感動しました。
本を参考にしながら私なりのスケジュールで進めて、食べ始めから10日間で卵白までチャレンジ出来ました。
今では卵料理をもりもり食べています!
この記事では、卵の進め方、BLWで手づかみ食べするときの切り方をご紹介します。
私と同じような疑問を持っている方の参考になれば嬉しいです!
なぜ卵は慎重にあげないといけないのか
卵は食物アレルギーの心配が高い食材と言われています。
その為、食べるタイミングや量を気を付けながら進める必要があります。
食物アレルギー
食物アレルギーとは、特定の食べ物を食べた後にアレルギー反応を引き起こすことを言います。
✓ じんましん等の皮膚症状
✓ せき、呼吸困難等の呼吸器症状
✓ 下痢、嘔吐、腹痛等の消化器症状
食物アレルギーは食べて30分~2時間くらいで発症すると言われています。
アレルギーが心配・・・食べさせなくていい?
アレルギーが心配だからと、特定の食品をあげるのを控えたり遅くしようと考える方もいるかもしれません。
が、最近の研究では、遅らせることはアレルギー発症の予防にならないことが分かってきているそうです。
我が家は6ヶ月からBLW離乳食を始め、
12日目から卵黄をスタートしました!
卵の進め方
いつからあげればいい?
生後5~6ヶ月頃になって、赤ちゃんが離乳食を食べることに慣れたら卵にチャレンジしてみましょう。
初めての食材は1日1種類が良いとされていますので、ご飯や野菜、果物を数種類食べることが出来るようになってから、卵をスタートさせると良いかと思います。
離乳食初期(生後5~6ヶ月)が開始時期と言われています。
アレルギー反応が出た際に病院を受診できるよう、平日の午前中に試すのがおすすめです。
どんな調理法がいい?
卵アレルギーの多くは卵白のタンパク質に反応して症状が出るそうです。
※卵黄でもアレルギー反応を起こす場合もあるそうですが、割合は圧倒的に卵白の方が多い。
ですので、まずはアレルギー反応を起こすリスクが少ない卵黄から食べ始めます。
その為、卵黄と卵白をしっかりと分けることのできる、ゆで卵(固ゆで)がおすすめの調理法です。
卵は加熱処理することでアレルギーを起こしにくくなるので、しっかりと火を通すことが大切です。
目安としては最低でも沸騰してから12分。
20分程度茹でればアレルギーの原因となる物質(アレルゲン)がかなり低くなります。
どのくらいあげればいい?
食物アレルギーは、食べた量に応じて出る反応が変わると言われています。
沢山食べれば強い症状が出て、少量を食べると弱い反応が出るという事です。
ですので、アレルギーか否か分からない状態では、1回に食べる量を少なくすることが大切です。
少しずつ量を増やしていって、途中でアレルギー反応が出た又はその疑いがあると思ったら病院を受診し相談します。
こちらの表は娘が卵を食べ始めたときのスケジュールと量です。
日数 | 食べた量 |
1日目 | 耳かき1杯程度 |
2日目 | 耳かき2杯程度 |
3日目 | 小さじ1/2程度 |
4日目 | 小さじ1程度 |
5日目 | 小さじ1と1/2程度 |
6日目 | 小さじ2程度 |
7日~9日目 | 卵黄1/2個 |
10日目 | 卵黄1/2個+卵白耳かき1杯程度 |
11日目 | 卵黄1/2個+卵白耳かき2杯程度 |
12日目 | 卵黄1/2個+小さじ1/2程度 |
13日目 | 卵黄1/2個+小さじ1程度 |
ポイント
・卵白のアレルゲン物質は、茹でたあと時間の経過とともに卵黄側に染み込んでくると言われています。
その為、茹で終わったらすぐに冷水で冷まし、なるべく早く卵白と卵黄を分けます。
少し手間ですが、卵白を試すまでの期間だけですので、頑張りましょう!
・食べる量は赤ちゃんの様子を見ながら適宜調整してください。
体調が優れない時は、無理に試す必要はありません。
・我が家は連続して卵をあげましたが、毎日試さなくても問題ありません。
卵の栄養
卵黄は栄養満点!
卵黄には栄養がギュッと詰まっていて、少量でも栄養をupすることができます。
タンパク質・・・3.3g
鉄・・・1.0g
亜鉛・・・0.7㎎
葉酸・・・30μg
特に鉄分は生後6ヶ月以降に不足してくるので、積極的に摂りたい栄養です。
鉄分に関してはこちらで詳しく説明しています!
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
卵はBのタンパク質のグループです。
赤ちゃんは日々物凄いスピードで成長しているので、体をつくる働きのタンパク質をしっかり摂りましょう。
ゆで卵のレシピ
◆材料
・卵:お好きなだけ
・水:たっぷりと
2~3個まとめて茹でるとガス代の節約に!
◆調理法
①鍋に卵を入れ、卵が隠れるくらいの水を注ぐ。
②強火にかけ沸騰させる。
③沸騰してから最低12分、最長20分茹でる。
④冷たい水(できれば氷水)につけてしっかり冷ます。
⑤殻をむき、半分にカットして卵黄と卵白を分ける。
BLW用の切り方
BLWでは手づかみ食べをするので、持ちやすい形にカットする必要があります。
この切り方はがぶっと口にいれると結構な量を摂取することになるので、アレルギーが無いと分かってからの方が安心です。
BLWって何?という方はこちらをご覧ください!
◆切り方
①殻を取り除いたゆで卵を縦半分にカットする。
②1/6のくし切りにする。
卵白と卵黄が外れてしまっても大丈夫!
1/6~1/8のくし切りにしてみましょう。
まとめ
離乳食初期から試したい卵について、我が家のやり方をご紹介しました。
✓ よく加熱する
✓ 卵黄から試し、問題なければ卵白も試してみる
✓ 卵黄と卵白を分けやすい、固ゆでのゆで卵が使いやすい
✓ 気になる症状があればすぐに病院にかかる
図や写真が多く、簡単で作りやすいレシピが沢山紹介されていますので、気になる方は是非ご覧ください。
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