BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい？
初期のレシピってペーストじゃなくていいの？
この記事ではBLWを始める初期・中期から使えるキャベツのレシピを紹介します！
キャベツは通年で手に入りやすく、クセの無い味なので離乳食に向いている食材ですね！
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです！
栄養素
キャベツ（生）の栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、ビタミンC、カリウム、カルシウム、食物繊維です。
| 栄養成分 | 100g当たり |
| 熱量 | 23kcal |
| タンパク質 | 1.2g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 5.2g |
| ビタミンC | 38mg |
| カリウム | 190mg |
| カルシウム | 42mg |
| 食物繊維 | 1.8g |
キャベツは甘みがあるので、赤ちゃんや子供も食べやすい味です！
私もめちゃくちゃ大好きで、常に野菜室にスタンバイしている野菜の1つです！
ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める（風邪や病気の細菌から守る）働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね！
カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ（過剰摂取）で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
食物繊維
キャベツには食物繊維が豊富に含まれていて、腸の蠕動運動を促して便の排出を助けてくれます。
水溶性食物繊維も含まれているので、便を柔らかくしたり滑りを良くして排出を促してくれます。
離乳食が始まると母乳やミルクだけで過ごしていた頃に比べ、腸内環境がガラリと変わり
急に便秘になってしまうことも。
赤ちゃんは急に便秘っぽくなることもあるので、食物繊維をしっかり摂りたいですね！
分類
私は献立を考えるときに、以下のA～Dを意識して組み立てています。
- A：炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B：タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C：野菜
- D：フルーツ
キャベツはCの野菜グループです。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください！
調理法
BLWの初期・中期から使えるキャベツは蒸したり茹でるだけですぐに提供でき、冷蔵庫にストックしておくととっても便利！
二次加工（アレンジ）しやすいので、ストックしておいても無駄にはならないと思います！
さっそく作ってみましょう！
１．蒸す
◆材料（作りやすい量）
キャベツ:葉1枚（少なくても多くても問題ありません）
◆下準備
①（できれば）中心部分の葉を使用し、水で洗う。
②3～5㎝くらいの幅でざく切りする。
芯の部分は縦方向に半分に切る。
◆調理法
①蒸し器にざく切りにしたキャベツを入れ、12～15分程蒸す。
②全体的に柔らかくなったら火を止め、蓋をしたまま5分程蒸らす。
③粗熱を取り、清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保管する。
火を止めた後も蓋をしたままにして余熱で柔らかくします。
葉の部分は火の通りが早いので、加熱直後に取り出してもOK。
2．茹でる
材料や切り方は【１.蒸す】と同じです。
◆調理法
①鍋に水を入れ沸騰させる。
②カットしたキャベツを入れ5～10分茹でる。
③茹で上がったらざるにあげて粗熱を取り、清潔な保存容器に入れる。
3．ポイント
・野菜の水分量やカットしたサイズによって加熱時間は変わります。
特に春キャベツは柔らかいので、加熱時間を調整してください。
・ビタミンCはゆで汁に溶け出るので、スープや味噌汁に利用すると栄養素をしっかりと摂取することができます。
・硬いと食べにくいので、しっかりと加熱します。
キャベツは煮崩れの心配はほぼありません。
・清潔な保存容器に入れて、1～2日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です！
アレンジ
キャベツを蒸しておけば色々な料理にアレンジできます！
・細かく切って野菜スープやみそ汁の具材に
・お好みのドレッシングをかけてサラダやあえ物に
・コーンやハム、マヨネーズと混ぜてコールスローサラダに
取り分け離乳食
月齢が進み色々な食材に慣れてきたら、大人の料理から取り分けることも可能です。
キャベツの場合、味噌汁やポトフ等を作るときに多めに入れて、味付け前に取り出すことも可能。
月齢が進んでいたら、出汁や味噌、コンソメ等で味が付いた物をあげることも出来ます。
取り分けできると食事の準備が更に楽になります！
赤ちゃんや子どもも、家族と同じものが嬉しいと思います。
さぁ、やってみよう！
キャベツは慣れるまでやや掴みにくいですが、色々な経験をする、という意味でも是非チャレンジしてみてください。
大人にも嬉しい栄養素が入っているので、是非赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね～。
ムギママの公式LINEアカウントが出来ました！
BLW離乳食や子育てについて無料で相談できます♪
是非ご登録くださいませ～
コメント