BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるにんじんスティックのレシピを紹介します!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
栄養素
にんじんの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、β-カロテン、食物繊維、カリウムです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 35kcal |
タンパク質 | 0.7g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 9.3g |
β-カロテン | 6,900μg |
食物繊維 | 2.8g |
カリウム | 300mg |
にんじんはBLW的にも、従来の離乳食的にも初期から使いやすい野菜です。
好きなサイズにカットできるし、彩りも良くて最高です!
1.β-カロテン
β-カロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素です。
体内のビタミンAが少ない時には変換されますが、多い時にはそのまま排出されるので摂りすぎても過剰症の心配はありません。
β-カロテンは油脂に溶けやすい「脂溶性ビタミン」なので、マヨネーズやドレッシングと一緒に食べると吸収率があがります。
はじめのうちは味付けなしで、素材の味を楽しんでもらいましょう。
2.食物繊維
にんじんには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。
離乳食が始まると今まで母乳やミルクだけで過ごしていた頃に比べ、腸内環境がガラリと変わります。
赤ちゃんは急に便秘っぽくなることもあるので、食物繊維をしっかり摂りたいですね!
3.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
にんじんはCの野菜グループで、その中でも色が濃い【緑黄色野菜】です。
調理法
BLWの初期から使える定番のにんじんスティックはとっても簡単で、冷蔵庫にストックしておくととっても便利!
初期の頃は毎日にんじんスティックを出してました!笑
さっそく作ってみましょう!
1.蒸す
◆材料(作りやすい量)
にんじん:1/2本くらい(少なくても多くても問題ありません)
◆下準備
①にんじんはよく洗い皮を剥く。
②1cm幅、長さ5〜7cmの棒状にカットする。
◆調理法
蒸し器で8〜10分蒸す。
粗熱がとれたら清潔な保存容器に移し冷蔵庫保管。
2.茹でる
材料、下準備は【1.蒸す】と同じです。
◆調理法
たっぷりのお湯に入れて3〜5分茹でる。
にんじんは脂溶性ビタミンが豊富なので、茹でても水に栄養が溶けにくいです。
3.電子レンジ
材料、下準備は【1.蒸す】と同じです。
◆調理法
耐熱容器に入れ水を軽くふりかけ、ふわっとラップして500〜600wで2分程度。
※電子レンジにより加熱時間は異なります。様子を見ながら調整してください。
加熱ムラがあるので、
私は急ぐ時だけ電子レンジを使用しています。
4.ポイント
・硬くても食べられないし、柔らかすぎると手で持ちにくいです。
柔らかさの目安は、大人の指でぐっと力を入れて潰せるくらいが目安です。
・野菜の水分量やカットしたサイズによって加熱時間は変わります。
・清潔な保存容器に入れて、2~3日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
アレンジ
にんじんスティックを仕込んでおけば色々な料理にアレンジできます!
- ハンバーグ
- チキンナゲット
- 野菜スープやみそ汁
- 混ぜご飯
- カレーやシチュー
- 煮物
※それぞれのレシピは随時公開予定です!
さぁ、やってみよう!
一年中お手頃価格で手に入れられるにんじん。
切って茹でるだけでストックもできるので、とっても簡単です。
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
コメント