ジーナ式に興味があるけど、どうやって始めればいいの?
ジーナ式で必要なアイテムが知りたい!
この記事では、ジーナ式スケジュールの始め方やあると便利な育児グッズ、始める際の大事なポイントをご紹介します!
ジーナ式スケジュールって何?と言う方は、こちらの基礎編をどうぞ
始める前に確認すること
ジーナ式スケジュールに興味を持ち公式本を読むと、1日でも早く始めなきゃ!と思う方もいるかもしれません。
でも、ちょっと待って!
ジーナ式スケジュールは始めたら基本ノンストップ。
途中でお休みしたり急にスケジュールを変えるのはおススメ出来ません。
始める前に、こちらの5項目を確認してみてください。
全て準備が出来てからジーナ式スケジュールを始めることをおススメします!
1.公式本を読む
まずはじめに、ジーナ・フォードさんが書いた『赤ちゃんとおかあさんの快眠講座(改訂版)』を一通り読みます。
ネントレに関してはもちろんのこと、離乳食や子育て全般についても広く触れられているので、ざっと目を通しておきましょう。
翻訳された文章なので、やや読みにくく感じるかもしれませんが、読み慣れればそんなに気にならなくなります。
また、書かれている順番が月齢ごとではなく、睡眠、授乳、昼寝等の項目ごとなので、慣れるまでは必要な情報を探すのが少し大変かもしれません。
2.月齢に合わせたスケジュールを細かくチェックする
ジーナ式スケジュールは、生後1週間から1歳(12か月)になるまでの間に8回も変わります。
自分の赤ちゃんが今どのあたりのスケジュールを参考にすればいいのかを、細かくチェックしましょう。
2~4週目のスケジュール
4~6週目のスケジュール
6~8週目のスケジュール
8~12週目のスケジュール
3~4か月のスケジュール
4~6ヶ月のスケジュール
6~9ヶ月のスケジュール
9~12か月のスケジュール
本にも書かれていますが、月齢だけを参考にするのではなく、現在の生活リズムに一番近しいスケジュールからスタートするのが良いみたいです。
例えば、赤ちゃんが生後5週目の場合、【4~6週目のスケジュール】に当てはめたくなりますが、実際の生活リズムが生後2~4週目のスケジュール】に近しい場合は、まずこの【生後2~4週目のスケジュール】から始めます。
月齢が低い頃は特に、赤ちゃんが疲れすぎないのがポイントになってきます。
赤ちゃんが長時間起きていて疲れすぎてしまうと、上手く寝付けなくなり寝かしつけが大変になってしまいます。
ですので、月齢だけを当てはめるのではなく、今までの生活リズムや赤ちゃんの様子をよく見ながらどのスケジュールを参考にするかを決めていきます。
3.出生体重まで戻っているか
退院後すぐに始めたい方は、特にこの出生体重まで戻ったかが大事なポイントとなります。
生後数日で生理的体重減少が起こり、その後少しずつ体重が増えて出生体重を超えるタイミングが来ます。
月齢が低い赤ちゃんは、必ずこの項目を確認しましょう。
4.授乳間隔が3時間空いても平気か
生まれてすぐは3時間ごとの授乳をしますが、しばらくすると少し間隔を空けられるようになってきます。
授乳の為に起こさなければならいことが多くなってきたら、間隔が空いてきた証拠です。
また、授乳後はしばらくの間、機嫌よく目を覚ましていられるかも確認しましょう。
5.あると便利なアイテムを揃える
ジーナ式スケジュールを進めるうえで、あると便利なアイテムがいくつかあります。
途中で買い足してもいいのですが、初めから準備できているとスムーズに進められます。
ベビーベット、スリーパー等がありますので、次の章で詳しくご紹介します。
あると便利なアイテム・グッズ
本には出産前に準備することとして、様々なベビーグッズが紹介されています。
ジーナ式じゃなくても必要なものから、ジーナ式特有のアイテムまで様々です。
私がジーナ式スケジュールで子育てをしていて、あってよかった!と思う物をご紹介します。
ベビーベット
安全性と赤ちゃんが快適に寝られるという利便性を兼ね備えたベットが必要です。
✓ 赤ちゃんが2歳くらいまで使える大きさ
✓ 国の安全基準を満たしている
✓ 予算が許す限りの最高のマットレス
2.ふとん等の寝具
マットレス以外にも必要な寝具がいくつかあります。
・シーツ(綿100%)
・ブランケットやタオルケット(ナイロンや中綿の入った物は避ける)
色柄物は吐き戻し等に気が付きにくいので避けたほうがいいです。
3.おくるみやスリーパー
生まれてすぐの赤ちゃんはモロー反射があるので、おくるみに包んであげると驚くことなくよく眠ってくれます。
生後6週以降は「半ぐるみ」と言って両腕を布で覆わず、わきの下から包むスタイルに変更します。
これは、赤ちゃんを暖め過ぎから守る意味もあります。
足まですっぽり包むのがおススメで、我が家はaden+anais(エイデンアンドアネイ)のスリーピングバッグを愛用しています。
ベビーモニター
1人寝(セルフねんね)を見守るのに必要不可欠なアイテムです。
これは、本当に買って良かったと思える商品です。
実は、我が家は初め購入せずにいたのですが、赤ちゃんの様子が見れなくて不安になることが多く、寝室をのぞき込むとその音で起こしてしまう・・・という悪循環になってしまいました。
もっと早く買えばよかった!と思た商品No.1ですので、是非早いタイミングで揃えていただけるといいと思います。
我が家はPanasonicのベビーモニターを愛用中です。
設定も簡単ですし、真っ暗でも様子が見やすいナイトモードが搭載されているので、いつでも赤ちゃんの様子をモニタリングすることができます。
5.LEDの常夜灯
夜中の授乳の際に、暗いまま授乳したいときに便利です。
特に、明るすぎない、ほんのり明るいくらいの段階に調整できるのがおススメです。
大事なポイント
ジーナ式スケジュールを始めるにあたり、大事なポイントがいくつかあります。
これらをしっかりと理解・納得した上で始めると成果が出やすいと思います。
母乳やミルクの1日必要量の大半を、日中に飲んでもらうこと。
夜起きる原因の多くは、夜中にお腹が空くからです。
大人のように、1日の必要エネルギーを起きている時間に摂取すれば、お腹を空かして目覚めることはなくなってきます。
離乳食が始まる頃は活動量も増え、さらに必要なエネルギーが増えるので、不足しないように気を付けましょう。
赤ちゃんの具合が悪い時はスケジュールを無視する
ジーナ式スケジュールは健康で元気な時に使うメソッドです。
熱が出ていたり、具合が悪くてぐずぐずしている時などはスケジュールを無視して、赤ちゃんが望む通りにしてあげます。
例えば、熱が出ている状態で寝ている時は、たっぷり寝かしてあげます。寝ることで体力を回復し、病原体と戦うエネルギーを蓄えます。
水分補給は忘れずに!脱水症状に気を付けましょう。
また、具合が悪くてご機嫌斜めの時は、抱っこしてあげたりトントンして落ち着かせてあげましょう。
赤ちゃんが健康な時は、なるべくスケジュールを守る
そんなの当たり前じゃん。と思われるかもしれませんが、スケジュールを進めているととても悩ましい瞬間があるんです。
朝寝や昼寝は、眠った時間の長さに関係なく、赤ちゃんを起こす時間が決まっています。
上手く寝付けないまま30分くらい経過し、やっと寝たと思ったらあと5分で起こす時間・・・なんてことも。
「せっかく寝たのに起こすの嫌だな。」と思いますが、ここは心を鬼にして、スケジュール通りに起こします。
ここでスケジュールを変更してしまうと、ズルズルと時間が後ろ倒しになり、就寝時間が遅くなり、翌日起きるのが遅くなる。という悪循環になってしまいます。
赤ちゃんは必ず1人で寝られるようになると信じる
今まで抱っこや授乳、トントンで寝かしつけしていた方からすると、本当に1人で寝られるの?と不安になるかもしれませんが、赤ちゃんは必ず1人で寝られるようになります!
ジーナ式では抱っこや授乳でしか寝られないことを【悪い癖がついている】と表現しますが、正にその癖(習慣)を取り除き、正しい習慣(一人で寝ること)を身に着けるのがジーナ式の目的の1つです。
いつか必ず一人で夜通し寝られるようになるので、それまで頑張りましょう!
ジーナ式を取り入れてみよう
ジーナ式は単なるネントレではなく、赤ちゃんの生活リズムを整えるメソッドです。
規則正しい生活は、赤ちゃんが日中ご機嫌で元気に過ごし、夜はしっかりと睡眠を取ってくれるという、親子にとってとてもいい効果をもたらしてくれます。
寝かしつけや夜泣きで悩んでいる方は、少しでもいいのでスケジュールを意識して生活してみてください。
起床時間を揃えるだけでもかなり違うと思います!
赤ちゃんもママも笑顔で過ごせるといいですね~
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