ぶどうって離乳食初期からあげていい?
BLWでぶどうをあげたいけど、どうやって準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるぶどうの切り方を紹介します!
ぶどうはいつから離乳食であげていい?
日本の従来の離乳食では中期頃からとされていますが、BLWでは形状に気を付ければ初期からあげても良いとされています。
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
ぶどうの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、カリウム、ビタミンB群、ブドウ糖です。
栄養成分 | 100g当たり(皮なし) |
熱量 | 58kcal |
タンパク質 | 0.4g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 15.7g |
カリウム | 130mg |
ビタミンB1 | 0.04mg |
ビタミンB2 | 0.01mg |
ビタミンB6 | 0.04mg |
ぶどうにはポリフェノールが豊富に含まれますが、多くは皮と種に含まれていて果肉には殆どありません。
私は誤嚥の可能性があるので皮は剥いて提供しています。
ポリフェノールの摂取は期待できませんが、安全を優先しています。
ぶどうは果肉が甘いので赤ちゃんもきっと好きだと思います!
1.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
2.ビタミンB群
ビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれ、エネルギーをつくるのに必須な栄養素です。
お互いが関係し補い合って働いているので、ビタミンB群と言われます。
ビタミンB1:糖質の代謝を助ける。中枢神経や抹消神経の働きを正常に保つ。
ビタミンB2:糖質の代謝を助ける。皮膚や爪、髪の毛の健康を保つ。
ビタミンB6:タンパク質の代謝を助ける。成長を促進する。
3.ブドウ糖
ブドウ糖はグルコースと呼ばれ、素早くエネルギー補給されます。
脳のエネルギー源になる唯一の栄養素なので、生命維持に欠かせない重要な栄養素です。
集中力を高める効果もあると言われています。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
ぶどうはDのフルーツのグループです。
とても甘く、みずみずしい食感か魅力的です!
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
BLWの初期から使えるぶどうは皮を剥いて切るだけですぐに食べられるので、調理は不要です。
洗って冷蔵庫にストックしておけばササっと提供できるので、忙しい日に便利です♪
さっそくカットしてみましょう!
◆材料(食べやすい量)
ぶどう:1~2個(お好きな量で大丈夫です)
◆下準備
ぶどうを良く洗う。
皮は後から剥きますが、しっかりと洗っておきましょう!
◆切り方
①縦に半分にカットする。(2等分)
②大きい場合はさらに縦にカットし、皮を剥く。(4等分)
③種がある場合は全て取り除く。
4等分は十文字に切る感じです。
ポイント
指で軽くつぶす
皮を剥いた後に果肉を指で軽くつぶします。
そうすると、表面が少しでこぼこして、掴みやすく、歯茎で噛みやすくなります。
ダイス状にする時も、ナイフや包丁で切るのではなく、指で潰しながら切ると断面がでこぼこして掴みやすくなります。
大きさに注意する
ぶどうは品種により、大きさも果肉の柔らかさも様々です。
小さいと掴みにくく、大きいと誤嚥のリスクが上がるので、赤ちゃんの食べる様子に合わせてアレンジします。
◆目安◆
初期~中期頃:3㎝くらいなら1/4カットのサイズのまま。その方が掴みやすいです。
後期~完了期:1~2㎝のダイス状がおすすめ。掴む練習にもなります。
掴むのに慣れてきたらダイスカットもオススメです!
細かいものを掴むのは指先の運動になり、手先が器用になりますよ~
モンテッソーリ教育でもおススメの活動
少しでも不安なら提供するのを中止する
私は海外のBLWで初期からあげているのを見たので、自己責任であげていましたが、少しでも不安な場合は月齢が上がってからにするか、ピューレ状に潰してあげるようにしてください。
BLWは食事を楽しむのが大事なポイント。
心配なことはやらない方が安心です。
すぐに提供できるように洗ってスタンバイしておく
ぶどうは洗って軽く水気を取り、清潔な保存容器に入れて冷蔵保存しておきます。
そうすると忙しい時にもサッと準備することができます。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です!
さぁ、やってみよう!
ジューシーな甘みが特徴のぶどう。
脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖を豊富に含み、素早くエネルギー補給できます。
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
コメント