グレープフルーツって離乳食初期からあげていい?
BLWでグレープフルーツをあげたいけど、どうやって準備すればいい?
初めて食べる時って果汁じゃなくていいの?
この記事ではBLW離乳食で手づかみ食べするグレープフルーツの切り方を紹介します!
グレープフルーツはいつから離乳食であげていい?
日本の従来の離乳食では後期頃から始め、完了期がおススメとされています。
が、BLWでは赤ちゃんの体調や好みに気を付ければ初期からあげても良いとされています。
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
グレープフルーツ(紅肉種)の栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、カリウム、ビタミンB1・B2、ビタミンC、食物繊維です。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 40kcal |
タンパク質 | 0.9g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 9.6g |
カリウム | 140mg |
ビタミンB1 | 0.07mg |
ビタミンB2 | 0.03mg |
ビタミンC | 36mg |
食物繊維 | 0.6g |
酸味と爽やかな甘みのグレープフルーツ!
プチっとした果肉の食感も楽しいですよね!
カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
ビタミンB1・B2
ビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれ、エネルギーをつくるのに必須な栄養素です。
お互いが関係し補い合って働いているので、ビタミンB群と言われます。
ビタミンB1:糖質の代謝を助ける。中枢神経や抹消神経の働きを正常に保つ。
ビタミンB2:糖質の代謝を助ける。皮膚や爪、髪の毛の健康を保つ。
ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める(風邪や病気の細菌から守る)働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね!
食物繊維
食物繊維には便秘の改善や血糖値の上昇をゆるやかにする効果があります。
離乳食が始まると母乳やミルクだけで過ごしていた頃に比べ、腸内環境がガラリと変わり
急に便秘になってしまうことも。
赤ちゃんは急に便秘っぽくなることもあるので、食物繊維をしっかり摂りたいですね!
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
グレープフルーツはDのフルーツのグループです。
酸味、甘み、苦味があり複雑な味わいです!
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
グレープフルーツは切って種を取り除くだけですぐに食べられるので、調理は不要です。
柑橘類は保存性も高いので、ストックの果物として便利です♪
さっそくやってみましょう!
一房にむいていく
◆材料(食べやすい量)
グレープフルーツ:1/4個(お好きな量で大丈夫です)
◆下準備
皮はよく洗う。
表面に農薬やワックス、ほこり等がついているのでよく洗います。
◆切り方・むき方
①包丁で半分にカットする。(ヘタの部分に対して垂直にカットします)
②外側の硬い皮、内側の白い部分の薄皮をきれいにむく。
白いフカフカしたような皮はしっかり取り除きます。
③薄皮の中心部分に包丁の刃先で切り込みを入れます。
④切り込みを入れた部分から薄皮をそっと剥く。
⑤果肉をそっと取り出す。
⑥種や筋を取り除く。
ポイント
・白い内側の皮を丁寧に取っておくと、薄皮をむくのがとっても楽になります。
・種や筋はしっかりと取り除いてください。
・口に入れても、果肉(粒)を潰せずに口から出すこともあります。
そのような場合は、無理して食べさせるのは絶対にやめましょう。
娘は初めの2~3回は口に入れても上手くつぶつぶを食べることが出来ず、そのまま口から出していました。
たまたま上手く潰せたときに甘い!酸っぱい!という表情を見せてくれて、とても楽しかったです。
初期、中期にあげる場合は、こんな食べ物があるよ~という紹介の気持ちで提供しましょう。
※食べなくても全く問題ありません。
・柑橘類はお腹が緩くなることがあります。
赤ちゃんの体調を見ながら与えてください。
すぐに提供できるようにむいてスタンバイしておく
薄皮をむいた果肉は筋や種を取り除いておき、清潔な保存容器に入れて冷蔵保存しておきます。
そうすると忙しい時にもサッと準備することができます。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です!
むいた果肉は1~2日で食べきるようにします。
赤ちゃんや子どもは少量しか食べない場合が多いので、その時は大人がどんどん食べましょう!
さぁ、やってみよう!
グレープフルーツは果肉部分がしっかりしているので手づかみしやすい柑橘系です。
果肉はホワイトとルビーの2種類あり味わいも少し違うので、赤ちゃんの成長と共に色々と試してみるのがいいかもしれません!
大人にも嬉しい栄養がたっぷりなので、赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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