BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるメロンの切り方を紹介します!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
BLWって何?と思った方はこちらをご覧ください。
栄養素
メロンの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、ビタミンC、カリウムです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 45kcal |
タンパク質 | 1.0g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 10.4g |
ビタミンC | 25 mg |
カリウム | 350mg |
メロンには赤肉メロンと緑肉メロンがあります。
赤肉メロンには抗酸化作用が期待できるβ‐カロテンが豊富に含まれています。
赤肉メロンは果肉部分がオレンジ色をしています
1.ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める(風邪や病気の細菌から守る)働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね!
2.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
タンパク質分解酵素
メロンにはククミシンというたんぱく質分解酵素が含まれていて、お肉等のタンパク質を分解して柔らかくしてくれる働きがあります。
ククミシンの働きで、メロンを食べて口の中がイガイガしたり、ピリピリすることがあります。
赤ちゃんが食べている様子を見て、痛がったりしていないか気をつけてあげましょう。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
メロンはDのフルーツのグループです。
熟すと果肉が柔らかくなって、離乳食初期の赤ちゃんでも歯茎でつぶせます。
手づかみ食べを練習している時は、熟す直前のまだ少し硬い時がおすすめです。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
BLWの初期から使えるメロンは切るだけですぐに食べられるので、調理は不要です。
時間があるときに一口大サイズにカットしておくと、すぐに食べられます♪
さっそくカットしてみましょう!
初期~中期頃:くし切り
◆材料(食べやすい量)
メロン:1/8個(お好きな量で大丈夫です)
◆切り方
①ヘタを切り落とし、縦半分にカットする。(1/2の状態)
②種をスプーンで取り除き、更に縦半分にカットする。(1/4の状態)
③もう1度縦半分にカットする。(1/8の状態)
④皮と果肉の境目に包丁を入れる。
⑤大きい場合は更に縦半分にカットする。(1/16の状態)
⑥赤ちゃんの手で持ちやすい長さにカットする。
メロンが大きい場合は適宜握りやすいサイズにカットしてください!
後期以降:ダイスカット
材料は【くし切り】と同じです。
◆切り方(食べやすい量)
①8等分のくし切りにする。
②皮と果肉部分を切り分ける。
③5~7mmくらいの角切りにする。
掴むのに慣れてきたらダイスカットもオススメです!
細かいものを掴むのは指先の運動になり、手先が器用になりますよ~
モンテッソーリ教育でもおススメの活動です。
ポイント
・熟しすぎると果肉が柔らかく掴みにくくなります。
程よい硬さの物を提供しましょう。
柔らかすぎると握りつぶされて終わりです。笑
・まとめてカットしておくことも可能ですが、その際は早めに食べきるようにしましょう。
我が家では1/4個分をまとめてカットして、その半分はすぐに提供し、のこり半分をガラス保存容器に入れて翌日までに食べるようにしています。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です!
・種が小さいので、見落とさないように全て取り除きます。
さぁ、やってみよう!
みずみずしく、華やかな香りが特徴のメロン。
カットするだけですぐに食べられるので忙しい朝食でも大活躍!
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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