BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい？
初期のレシピってペーストじゃなくていいの？
この記事ではBLWを始める初期・中期から使える玉ねぎのレシピを紹介します！
玉ねぎは通年で手に入りやすく、クセの無い味なので離乳食に向いている食材ですね！
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです！
栄養素
玉ねぎの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、カリウム、食物繊維、ビタミンB1、オリゴ糖です。
| 栄養成分 | 100g当たり |
| 熱量 | 33kcal |
| タンパク質 | 1.0g |
| 脂質 | 0.1g |
| 炭水化物 | 8.4g |
| カリウム | 150mg |
| 食物繊維 | 1.5g |
| ビタミンB1 | 0.04㎎ |
玉ねぎは加熱すると甘みがあるので、赤ちゃんや子供も食べやすい味です！
生の玉ねぎは辛いので、赤ちゃんや子どもには必ず加熱しましょう！
カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ（過剰摂取）で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
食物繊維
玉ねぎには不溶性食物繊維が豊富に含まれていて、腸の蠕動運動を促して便の排出を助けてくれます。
水溶性食物繊維も含まれているので、便を柔らかくしたり滑りを良くして排出を促してくれます。
離乳食が始まると母乳やミルクだけで過ごしていた頃に比べ、腸内環境がガラリと変わり
急に便秘になってしまうことも。
赤ちゃんは急に便秘っぽくなることもあるので、食物繊維をしっかり摂りたいですね！
オリゴ糖
オリゴ糖は腸内で善玉菌のエサとなります。
オリゴ糖は善玉菌を効率よく増やしてくれ、腸内環境を整えることができます。
便秘解消、免疫機能を高めたりするのにも役立ちます。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA～Dを意識して組み立てています。
- A：炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B：タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C：野菜
- D：フルーツ
玉ねぎはCの野菜グループです。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください！
調理法
BLWの初期・中期から使える玉ねぎは蒸したり茹でるだけですぐに提供でき、冷蔵庫にストックしておくととっても便利！
二次加工（アレンジ）しやすいので、ストックしておいても無駄にはならないと思います！
さっそく作ってみましょう！
１．蒸す
◆材料（作りやすい量）
玉ねぎ:1/4（少なくても多くても問題ありません）
◆下準備
①皮を剥き、水でよく洗う。
②幅3㎝くらいのくし切りにする。
◆調理法
①蒸し器にくし切りにした玉ねぎを入れ、15～20分程蒸す。
②全体的に柔らかくなったら火を止め、蓋をしたまま5分程蒸らす。
③粗熱を取り、清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保管する。
火を止めた後も蓋をしたままにして余熱で柔らかくします。
2．茹でる
材料や切り方は【１.蒸す】と同じです。
◆調理法
①鍋に水を入れくし切りにした玉ねぎを入れ15～20分茹でる。
②茹で上がったらざるにあげて粗熱を取り、清潔な保存容器に入れる。
3．ポイント
・口に含んでも上手く食べられないこともありますが、チューチュー吸ったりするだけでも玉ねぎの味や風味を経験出来ます。
定期的にチャレンジさせてあげましょう。
・野菜の水分量やカットしたサイズによって加熱時間は変わります。
特に新玉ねぎは柔らかいので、加熱時間を調整してください。
・ビタミンCはゆで汁に溶け出るので、スープや味噌汁に利用すると栄養素をしっかりと摂取することができます。
・硬いと食べにくいので、しっかりと加熱します。
玉ねぎは煮崩れの心配はほぼありません。
・清潔な保存容器に入れて、1～2日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です！
アレンジ
玉ねぎを蒸しておけば色々な料理にアレンジできます！
・細かく切って野菜スープやみそ汁の具材に
・お好みのドレッシングをかけてサラダやあえ物に
・オムレツの具材に
・ハンバーグや肉団子の具材に
取り分け離乳食
月齢が進み色々な食材に慣れてきたら、大人の料理から取り分けることも可能です。
玉ねぎの場合、味噌汁やポトフ等を作るときに多めに入れて、味付け前に取り出すことも可能。
月齢が進んでいたら、出汁や味噌、コンソメ等で味が付いた物をあげることも出来ます。
取り分けできると食事の準備が更に楽になります！
赤ちゃんや子どもも、家族と同じものが嬉しいと思います。
さぁ、やってみよう！
玉ねぎは慣れるまで食べにくい食感ですが【色々な経験をする】という意味でも是非チャレンジしてみてください。
大人にも嬉しい栄養素が入っているので、是非赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね～。
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