BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使える蒸しかぼちゃのレシピを紹介します!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
栄養素
かぼちゃの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテン、食物繊維、カリウムです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 49kcal |
タンパク質 | 1.6g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 20.6g |
ビタミンC | 43mg |
ビタミンE | 4.9mg |
β-カロテン | 3900μg |
食物繊維 | 10.9g |
カリウム | 450mg |
お料理はもちろん、パンやパンケーキ等のおやつにも使える万能野菜。
かぼちゃは自然な甘みがあって赤ちゃんも大好き!
1.ビタミンC
ビタミンCは白血球の機能を高め、免疫力を高める(風邪や病気の細菌から守る)働きがあります。
皮膚や血管を丈夫に保ち、植物性食品から摂れる鉄の吸収を助けてくれます。
体の中で作り出すことができないので、毎日バランスよく摂り続けたいですね!
2.ビタミンE
ビタミンEは脂溶性のビタミンで、細胞膜や脂質に多く含まれます。
抗酸化作用が強く体内の脂質の酸化を防ぎます。
紫外線や外的刺激から肌を守ったり皮膚の新陳代謝を高めてくれます。
【若返りのビタミン】と呼ばれることも。
家族も積極的に摂取したいですね!
3.β-カロテン
β-カロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素です。
体内のビタミンAが少ない時には変換されますが、多い時にはそのまま排出されるので摂りすぎても過剰症の心配はありません。
β-カロテンは油脂に溶けやすい「脂溶性ビタミン」なので、マヨネーズやドレッシングと一緒に食べると吸収率があがります。
はじめのうちは味付けなしで、素材の味を楽しんでもらいましょう。
4.食物繊維
かぼちゃは不溶性食物繊維と水溶性食物繊維のバランスが良く、腸内環境を整えてくれます。
離乳食が始まると今まで母乳やミルクだけで過ごしていた頃に比べ、腸内環境がガラリと変わります。
赤ちゃんは急に便秘っぽくなることもあるので、食物繊維をしっかり摂りたいですね!
5.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいですね。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
かぼちゃはCの野菜グループで、その中でも色が濃い【緑黄色野菜】です。
また、多くの炭水化物が含まれているので、Aの炭水化物としても取り入れることができます。
ごはんやパンが苦手な赤ちゃんは
かぼちゃやイモから炭水化物を摂取しちゃいましょう!
調理法
BLWの初期から使える蒸しかぼちゃはとっても簡単で、冷蔵庫にストックしておくととっても便利!
彩りもいいので、地味なごはんの時に大活躍!笑
さっそく作ってみましょう!
1.蒸す
◆材料(作りやすい量)
かぼちゃ:1/4~6個くらい(お好きな量で大丈夫です)
◆下準備
①かぼちゃはよく洗い種とワタを取り除く。
②厚さ1~1.5cmくらいにカットする。
※硬くて包丁が入らない場合は、軽く水をふりかけラップで包み、600Wで1分くらいチンします。
そうすることで、包丁が入りやすくなり作業が簡単になります。
とても硬いので、怪我に注意!
1cmより厚くても全く問題ありません!
◆調理法
蒸し器で8〜10分蒸す。
粗熱がとれたら清潔な保存容器に移し冷蔵庫保管。
2.茹でる
材料、下準備は【1.蒸す】と同じです。
◆調理法
たっぷりのお湯で弱火8〜10分茹でる。
煮崩れないように弱火で加熱しましょう!
3.電子レンジ
材料、下準備は【1.蒸す】と同じです。
◆調理法
耐熱容器に入れ水を大さじ1~2くらいふりかけ、ふわっとラップして500〜600wで5分程度。
※電子レンジにより加熱時間は異なります。様子を見ながら調整してください。
かぼちゃの品種や水分量により、べちゃっとしたり乾燥して硬くなってしまうことも。
様子を見ながら加熱時間を調整してください。
4.ポイント
・提供時には皮を取り除いてください。
成長して皮も食べられるようになった場合は、硬くないかチェックしましょう。
・硬くても食べられないし、柔らかすぎると手で持ちにくいです。
柔らかさの目安は、大人の指で軽く潰せるくらいが目安です。
・野菜の水分量やカットしたサイズによって加熱時間は変わります。
・清潔な保存容器に入れて、2~3日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
アレンジ
蒸し(茹で)かぼちゃを仕込んでおけば色々な料理にアレンジできます!
- スープやみそ汁
- 蒸しパン
- ホットケーキ
- サラダ
- グリル
- 煮物
さぁ、やってみよう!
ほくほく甘いかぼちゃ。
栄養たっぷりで汎用性が高いので、ストックしておくと何かと便利。
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~!
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