BLWを始めたいけど、どうやって食材を準備すればいい?
初期のレシピってペーストじゃなくていいの?
この記事ではBLWを始める初期から使えるズッキーニのレシピを紹介します!
ズッキーニは加熱すると柔らかくなり、赤ちゃんでも食べやすい食材なんです!
手づかみ食べ
BLWでは赤ちゃん主導の食事を推奨しています。
ペーストではなく、柔らかくした固形物を目の前に提供し、赤ちゃんが自分で手づかみして食べます。
ペーストやピューレなど、裏ごしする必要が無いのでめっちゃラクです!
栄養素
ズッキーニの栄養素はこちら。
特徴的な栄養素は、β-カロテン、ビタミンK、カリウムです。
栄養成分 | 100g当たり |
熱量 | 16kcal |
タンパク質 | 1.3g |
脂質 | 0.1g |
炭水化物 | 2.8g |
β-カロテン | 320μg |
ビタミンK | 35μg |
カリウム | 320mg |
ズッキーニは淡白でみずみずしい味わいでクセが無いので、赤ちゃんも食べやすいです!
鮮やかな緑色で見た目にもおいしいですね!
1.β-カロテン
β-カロテンは体内でビタミンAに変換される栄養素です。
体内のビタミンAが少ない時には変換されますが、多い時にはそのまま排出されるので摂りすぎても過剰症の心配はありません。
β-カロテンは油脂に溶けやすい「脂溶性ビタミン」なので、マヨネーズやドレッシングと一緒に食べると吸収率があがります。
はじめのうちは味付けなしで、素材の味を楽しんでもらいましょう。
2.ビタミンK
ビタミンKはカルシウムを骨に沈着させる際に必要な栄養素で、健康な骨を維持する働きがあります。
また、出血を止めるのに必要な物質の生成にも関係しているので「止血のビタミン」と呼ばれています。
3.カリウム
カリウムには塩分量を調整する利尿作用があるため、むくみ予防につながります。
赤ちゃんや乳幼児は塩分の摂りすぎ(過剰摂取)で最悪の場合死に至る危険があることが報じられています。
食塩のナトリウムは、カリウムと一緒になると体外に排出されるので、カリウムは毎日摂取したいです。
分類
私は献立を考えるときに、以下のA~Dを意識して組み立てています。
- A:炭水化物
ごはん、パン、うどん、パスタ等 - B:タンパク質
肉、魚、卵、豆腐、納豆等 - C:野菜
- D:フルーツ
ズッキーニはCの野菜グループで、その中でも【淡色野菜】に分類されます。
分類やメニューの組み合わせについてはこちらをご覧ください!
調理法
BLWの初期から使えるズッキーニは蒸したりグリルするだけですぐに提供でき、冷蔵庫にストックしておくととっても便利!
ズッキーニのほのかな甘みは他の食材の邪魔をしないので
どんなメニューにも組み合わせられて便利です。
さっそく作ってみましょう!
1.蒸す(スティック)
◆材料(作りやすい量)
ズッキーニ:1/2本(少なくても多くても問題ありません)
◆下準備
①よく洗い、皮を剥く。
②スティック状にカットする。
◆調理法
①蒸し器にスティック状にカットしたズッキーニを入れ、7~8分蒸す。
②全体的に柔らかくなったら火を止め、粗熱を取る。
③清潔な保存容器に入れ冷蔵庫で保管する。
少し硬い場合は火を止めた後も蓋をしたままにして余熱で柔らかくします。
2.蒸す(輪切り)
材料は【1.蒸す(スティック)】と同じです。
◆切り方
①ズッキーニはよく洗い、皮を剥く。(全て剥いてもいいし、所々を剥いて縞模様でも良い)
②5~7mmの輪切りにする。
◆調理法
【1.蒸す(スティック)】と同じで、蒸し器で7~8分蒸す。
3.グリル(焼く)
材料、下準備は【2.蒸す(輪切り)】と同じです。
◆調理法
①フライパンにオリーブオイルやこめ油を少しひく。
②輪切りにしたズッキーニを並べて蓋をしながらじっくり焼く。
③透き通ってきたら裏返して、更に蒸し焼きにする。
④柔らかくなったら完成。
軽く焼き色が付くまで焼くといい感じに柔らかくなります。
4.ポイント
・硬くても食べられないし、柔らかすぎると手で持ちにくいです。
柔らかさの目安は、大人の指でぐっと力を入れて潰せるくらいが目安です。
・野菜の水分量やカットしたサイズによって加熱時間は変わります。
・清潔な保存容器に入れて、1~2日程度で食べきりましょう。
※冷蔵庫の開け閉めや庫内温度で品質は変わります。
赤ちゃんに提供する前に品質チェックしてください。
我が家はイワキのガラス保存容器を愛用中です!
アレンジ
ズッキーニを蒸しておけば色々な料理にアレンジできます!
・野菜スープやみそ汁
・スパニッシュオムレツの具材として
・ゴマ&マヨネーズ和え
・粉チーズ炒め
さぁ、やってみよう!
ズッキーニはしっかり加熱すると柔らかくなり、クセの無い味わいなのでBLWの初期から使える便利な野菜です。
切って蒸す(焼く)だけなのでストックしやすく、大人も嬉しい栄養素がたっぷりです。
赤ちゃんと一緒に食べてみてくださいね~。
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